014「クリスマスに恋人と?! 失敗しない映画選び」クリスマスには気になる人を誘って映画を見たい!でも映画選びに失敗すると、なんだか微妙な空気になってしまいます。そもそも、あなたは映画館派? おうち鑑賞派?確かに映画館でしか得ることのできない臨場感はありますが、今回、クリスマスデートにオススメしたいのは、あえてのおうち鑑賞です。映画館デートですと、せっかく映画を見て良いムードになっても、その後のデートコースによって相手の機嫌は左右されてしまいます。しかし、おうちという限られた空間ならば、そもそも相手の機嫌を左右する要素が減少します。つくられたムードをうまく利用して、その後の行動することができます。さて、タマコラがおうち鑑賞をオススメ理由はもう一つあります。現在、映画館で上映されている...06Dec2017魂のコラム
012「オイディプースの上京」お笑い芸人を目指して、上京した。大学への進学を望む親の意向を蹴って、上京した。父親に反対されて、殴り合いのケンカになった。私はその夜、家を出て行こうとキャリーケースに荷物を詰め込んでいると、扉をノックする音が聞こえた。その優しい音から、ノックをしているのは、父ではなく母だとすぐにわかった。扉を開けると、母は泣きながら「行きなさい」とだけ言って、私の掌に六万円を握らせた。「ごめんなさい。これが今の我が家にできる精一杯なの」私は母を抱きしめた。この時のことを思い返すと、私は「母」ではなく、「母のかたちをした女性」を抱きしめていたのだと想う。上京した私は都内の小さな古いアパートに住んだ。入居の際には、古いアパートであるから、壁がとても薄い...22Nov2017魂のコラム
011「『あなたの持っている武器は…』トランプ大統領来日、その後の発言に注目」横田基地への着陸は、北朝鮮へのアピール日本訪問の際、トランプ大統領が着陸したのは羽田でも成田でもなく、横田基地だった。また、訪韓のときにも短い滞在期間の中で在韓米軍基地を視察した。これは、実質軍事政権化している政権、閣僚の影響なのか。最大の狙いは、北朝鮮包囲網を作成していることを、かの国へ知らしめることなのだろう。我々は非常に近い場所であなたを監視しているぞ、という。ビジネスマンとしての面を見せる韓国が数十億ドルの米兵器購入について言及。日本の安倍首相も軍備増強に意欲を示した。現在、アメリカの軍事産業は好景気に湧いている。ビジネスマンとしての一面も見ることができた。北朝鮮への声明「あなた(北朝鮮)が持っている武器は、あなたを守るもの...15Nov2017魂のコラム
009「驚くべき小沢健二の世界観『流星ビバップ』」教会通りに綺麗な月「教会通り」というフレーズは、オザケンの歌詞の世界でよく見られます。小沢健二が生活を送った環境が想像されるのと同時に、自身の実体験に基づいて歌詞創作が行われていることがわかります。真夏の果実をもぎとるように 僕らは何度もキスをした やがて種を吐き出すような 固い固い心のカタマリ「流星ビバップ」を一度でも聴いたことのあるひとは、この歌詞が最も印象的に残っているのではないでしょうか。情熱的な恋愛を連想させる「真夏の果実」。しかし、果実はいずれ腐敗するし、食べてしまえば種しか残らない。この種を倦怠期に心のすみにある不満を暗喩している。わかりやすくも、たいへん独特な切り口であるように感じます。また、かたまりを「塊」ではなく...01Nov2017魂のコラム勝手にアワード
008「よくある議論だけど『強さ』って結局なんだろう?」あなたの手もとには画期的なプロジェクトがあります最近、よく考えることがある。それは「強さ」とはなにか?ということだ。あるプロジェクトを思いついたとする。ひらめいた瞬間、あなたの脳裏に閃光が走り、これは自分しか思いつくことのできない画期的なアイデアである、と。あなたはそのプロジェクトを遂行したい。(一人で実行することも可能だ)しかし、失敗したときどうするか思いとどまって考える。昔から石橋は叩いて渡るタイプの人間だった。画期的で、革新的なアイデアなだけに失敗したときの周囲の目が怖いのだ。((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルドッグだが、不思議とこのプロジェクトは成功する気がするのだ。あなたの気持ちは右往左往する。右へ往ったり...25Oct2017魂のコラム
007「ホモ・サピエンスが向き合わなければならない宿命とは?」先日、日本の核武装に関する記事を取り上げたところ、よいコメントを頂いたので、ここに紹介したい。北朝鮮に限らず、色んな国の争いが無くなることを願います。。。平和が一番だと思います。。。本当にその通りである。このように考える人は、地球上の過半数である(はずだと信じたい)。それなのに、どうして人類は長期に渡って平和を実現できないのだろうか。それは、我々「ヒト」という種族が持つ特性が深く関係している。私たちは、いわゆる「サル」から進化を繰り返して、ホモ・サピエンスとなった。我々の前にこの地球で生活していた類人猿が、ネアンデルタール人である。実は、このネアンデルタール人は、我々ホモ・サピエンスよりも脳の内容量が大きい。そのことから、ホモ・サピ...18Oct2017魂のコラム
006『現実と 非現実の あいだ にあるような 夢のはなし』奇妙な夢についての話。ある日の帰り道。日本にミサイルが着弾したという噂が、あちらこちらから聞こえてきます。最初はSNSを利用した悪質な流言の類だと思っていた私も、多少不安になりました。自宅には、妻がいます。不妊治療の最中で子はおらず、毎日妻が一人で私の帰りを待っています。心配になった私は、駆け足で妻のもとへ向かいました。玄関に入ると、妻が泣いていました。「もう大丈夫だ」と抱きましたが、返答はありません。とりあえず、情報を収集して事の真偽を確かめなければならない。私はリモコンを探して、それからテレビの電源を入れました。起動の時間が過ぎて、モニターに映し出されたのは、東アジアを中心に描かれた地図でした。そこには、日本語ではなくハングルで...11Oct2017魂のコラム
005「満員電車で思う」日本で生活していれば、誰もが経験するのが通勤ラッシュだ。毎朝、身動きはおろか、足の踏み場すらない混雑に苛立ちを覚える方も多いはず。中でも「東京メトロ東西線」「西武池袋線」を筆頭に首都圏の通勤ラッシュは熾烈だ。今年の夏には東京都主催で「時差Biz」が企画され、小池都知事が駅舎で演説する姿も見かけられた。通勤ラッシュ緩和に向けた動きが活発化してきていることは確かではあるが、そこには期間限定の企画では解決できない根深い問題があるのだ。企業努力も然ることながら、まずは行政。自らの野心を追い求めることは大いに結構。しかし、自身の職務を蔑ろにしてしまっては本末転倒ではないか。音喜多議員ら2名が都民ファーストの会離脱を発表している。都知事の心が都...07Oct2017魂のコラム
004「信じよう。民主主義」ここ数年で、街を歩いていてよく見かけるようになったのは、ファミリーマートと、スターバックスコーヒーである。「スタバ」は本当にどこへ行ってもある。最近では、店舗数の過剰な増加により、スタバの店舗同士で売上げを削り合ってしまっているというが、実際に足を運んでみると、それは信じ難い。ドリンクを買っても席を見つけられず、店舗内で飲むことを許されない人や購入を断念する人が多い。こうした「スタバ難民」の需要に応えて、スタバは増加していく。需要に応じて供給量が変化しながら、ついに市場の均衡が生まれるというのは、教科書通りのセオリーではあるが、最も合理的な仕組みといえるだろう。一方では、海を隔ててすぐにある半島の北半分が、連日国際社会を揺るがす。日...02Oct2017魂のコラム
003「電車、騒音」電車に乗っていて、考えることといえば、車内で耳に入る騒音についてである。といっても、今回取り上げたいのは、隣に座る男のイヤホンから漏れる雑音や、向かい側に座る女性の貧乏揺すりから鳴るリズムでもない。電車そのものが線路上を走りながら、振動とともに生む騒音や、はたまた風を切る音についてである。新幹線は、電車の数倍の速度で走行するが、車内に騒音はそれほど木霊しない。それは現代の技術を結集してつくられた日本の高速鉄道だからだ。そして、電車と比べると、まだ生まれて間もない。対して、電車は戦前からレールが敷かれている。車両は一定期間でリニューアルされるが、車輪部分については改変されることはない。もし、変えてしまうと日本中のレールを新型車輪に対応...29Sep2017魂のコラム