アメリカンジョーク? 映画『ピクセル』への辛口コメントストーリー:★★☆☆☆テンポ :★★★☆☆メッセージ:★★☆☆☆俳優 :★★★★☆演出 :★★★☆☆公開されたときには、映画館に足を運ぼうと思っていた作品をようやく見ることができた。端的に言えば「くだらないSF」。アメリカンジョーク? これをアメリカンジョークと言ってしまったら、本気のジョークを作っている人に怒られてしまうのではないか? と思うくらい、残念ながらくだらない。『TED』を観たときも、「Oh...アメリカンジョークがキツイなあ」と思ったけれど、あれはただ単に文化の違い。『ピクセル』には終始、センスを感じなかった。しかし、くだらないネタにも、俳優陣が熱演! すがすがしさすらあふれる。アダム・サンドラーをはじめ、俳...05Dec2017勝手にアワード
『デスノート Light up the NEW world』ストーリー:★☆☆☆☆テンポ :★★★☆☆メッセージ:☆☆☆☆☆俳優 :★★☆☆☆演出 :★★☆☆☆06年に『デスノート』を見てから、『デスノート the Last name』や『L change the WorLd』を見ることなく、筆者にとって、実に約10年ぶりのデスノートシリーズ。藤原竜也や松山ケンイチも物語の中で、登場! これは第一作目超ファンであった筆者にはとても嬉しかった。構成については単調と感じることもあるが、テンポよくストーリーが進んでいくため、相殺された。ただ種明かし=東出昌大がキラの後継者であるというのは、非常に稚拙なオチだなあ……。そして、東出がデスノートを使用して殺害した人物の妹が、デスノート対策の特...04Dec2017勝手にアワード
009「驚くべき小沢健二の世界観『流星ビバップ』」教会通りに綺麗な月「教会通り」というフレーズは、オザケンの歌詞の世界でよく見られます。小沢健二が生活を送った環境が想像されるのと同時に、自身の実体験に基づいて歌詞創作が行われていることがわかります。真夏の果実をもぎとるように 僕らは何度もキスをした やがて種を吐き出すような 固い固い心のカタマリ「流星ビバップ」を一度でも聴いたことのあるひとは、この歌詞が最も印象的に残っているのではないでしょうか。情熱的な恋愛を連想させる「真夏の果実」。しかし、果実はいずれ腐敗するし、食べてしまえば種しか残らない。この種を倦怠期に心のすみにある不満を暗喩している。わかりやすくも、たいへん独特な切り口であるように感じます。また、かたまりを「塊」ではなく...01Nov2017魂のコラム勝手にアワード
全員悪役だけれど、溢れ出すユーモラス。日本社会の縮図を暗示させる『アウトレイジ 最終章』は必見!タマコラ評価★★★★☆ 3.6一昔前までは 任侠映画というものが多くあったような気がする。とあるホテルに泊まりに行けば、年季の入った極道映画がオンデマンドで収録されているが、そういったこともなければ、 現在ではめっきり見ることもない。そういう意味で アウトレイジは非常に希少価値のある映画だといえる。 グロテスクな描写も 躊躇なく描かれており、 時々織り込まれるユーモラスが北野武監督を象徴しているようだ。また西田敏行さんの アドリブ にも 毎度のことながら 注目!北野武監督は 極道社会から 銃や暴力を差し引けば 現代社会も同様だろうとコメントしている。 確かに 権力をめぐった 裏切り や 計算高い行動 が 多くの企...24Oct2017勝手にアワード